巻き上げ式遮光シート

 

 

昨シーズンの晩夏に2号棟の遮光シートを

 

試験的に巻き上げ式にしました。

 

効果がありそうだったので

 

今シーズンから順次すべてのハウスを

 

巻き上げ式にしていっています。

 

 

 

 

これまでは夏場の水温上昇対策として

 

ハウスに遮光シートを被せていました。

 

ただ、夏場でも曇天の日などは

 

水温が上がり過ぎる心配がないのに

 

遮光シートがメダカの健康や水質維持に

 

必要な日光を遮ってしまっていました。

 

理想は必要な時(水温が上がり過ぎてしまう時)

 

だけ遮光することなのはわかっていましたが、

 

遮光シートの付け外しの手間を考えると

 

曇天でもかけっ放しにしてしまっていました。

 

 

 

 

夏場は水温が高く、メダカは餌をよく食べ、

 

曇天などで日光が少なくなると

 

すぐに水が痛んでしまいます。

 

最悪の場合、メダカが全滅してしまう

 

こともあります。

 

 

この問題を解決するために、今までは

 

夏場の水換えの頻度を上げていましたが、

 

今シーズンからは遮光シートを

 

巻き上げ式にすることに踏み切りました。

 

 

 

 

今シーズン現在まで運用してみて、

 

ある程度の効果は予想していましたが、

 

実際は予想をはるかに上回る効果が

 

ありそうです。

 

 

必要な時(水温が上がり過ぎてしまう時)

 

だけ遮光することで、

 

昨シーズンに比べて水の痛みが

 

格段に少なくなりました。

 

 

なので昨シーズン程水換えの手間を

 

取らなくてもよくなりました。

 

浮いた時間を別の有効なことに使えます。

 

 

水質維持できているのでメダカが

 

ストレスなく成長しています。

 

産卵も調子良く続いています。

 

 

 

 

昨シーズンまでは夏場に生産性が

 

いくらか落ちてしまっていましたが、

 

この夏は春とほぼ同じペースで

 

生産できています。

 

正直のところ、遮光シートを

 

巻き上げ式にするだけでここまで

 

夏場の生産性を維持できるとは

 

思っていませんでした。

 

 

 

 

遮光シートを巻き上げ式にすることで

 

コストもかかりますが、

 

その費用対効果はとても高いです。

 

数字に出すのはなかなか難しいですが、

 

ものすごく大きな効果があったと

 

肌で感じているところです。

 

 

書きながら少し興奮してきて

 

しまいましたが・・・、

 

 

 

 

現在は農業用のビニールハウスを利用して

 

生産していますが、当然メダカ専用のもの

 

ではないので不便に思うことも多々あります。

 

 

生産性を向上させるには

 

技術と投資が必要です。

 

 

メダカの生産技術やノウハウを蓄積しながら

 

もっとも良い生産方法を確立し、

 

「メダカ専用の生産施設」の建設を

 

必ず実現させたいと思います。

 

 

 

 

静楽庵 ヒロハル

080-3705−5320