新品種の作出過程・発表・販売について

品種改良の進んだメダカにおいて、

 

Aという特徴を持ったメダカと

 

Bという特徴を持ったメダカを交配して

 

ABという特徴を持ったメダカを

 

つくろうとしたとします。

 

 

すると、F1の世代からABという特徴を

 

しっかり持った個体が

 

数匹出てくることがたまにあります。

 

見た目にはかなりグレードの高い個体です。

 

しかし、その個体を使ってF2を採ると

 

同じようなABの特徴をしっかり

 

持った個体が出てくることは

 

少ないことが多いです。

 

ABの特徴を僅かに持った個体が数匹

 

出てくるだけ、ということがほとんどです。

 

 

ここからは、その世代でABの特徴を

 

最もよく持った個体のペアで

 

子どもを採り、またその世代で

 

ABの特徴を最もよく持った個体の

 

ペアで子供を採る。そうやって

 

累代を繰り返して徐々に完成度を

 

上げていきます。

 

 

 

F1でたまたまABの特徴を

 

しっかり持った個体が出ても

 

その段階で販売することはせず、

 

F2を確認して(ほとんどが上記のパターンになります)

 

F3、F4、F5と累代を重ねて

 

完成度を高めていきます。

 

 

累代だけでは行き詰まってしまうこともあり、

 

新たに別系統のメダカと交配することも

 

よくあります。

 

累代だけで一つの新品種を作出できることは

 

少なく、数系統で同時進行しながら

 

つくることがほとんどです。

 

 

この作業を行う中で、固定率を向上させたり

 

その品種の特徴をしっかり把握し、

 

状況を判断しながら発表・販売していきます。

 

 

 

 

静楽庵 ヒロハル

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